亜種 タイワンハクセキレイ Motacilla alba ocularis
White Wagtail

2016.5.9 亜種タイワンハクセキレイ 撮影:寺沢 孝毅

全長:21cm 環境:市街地・海岸
旅鳥として春から初夏にかけて記録される。
天売島での観察時期:4・5月

亜種タイワンハクセキレイの識別について
 亜種タイワンハクセキレイ M.a.ocularisは亜種ハクセキレイM.a.lugensと比べ胸から腮まで黒く、過眼線はあり、背は淡灰色である。亜種ハクセキレイのメスや亜成鳥も背は淡灰色だが腮は白く、腮まで黒いのは亜種タイワンハクセキレイだけである。また、亜種シベリアハクセキレイM.a.baicalensisも背は淡灰色だが過眼線はなく、また喉から腮にかけては白いため識別が可能である。


亜種 ハクセキレイ Motacilla alba lugens
White Wagtail

2016.5.8 ハクセキレイ♀第一回夏羽 撮影:寺沢 孝毅

全長:21cm 環境:市街地
多くの時期に記録される。
天売島での観察時期:1・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12月

2009.4.11 ハクセキレイ♂成鳥 撮影:寺沢 孝毅


亜種 ホオジロハクセキレイ Motacilla alba leucopsis
White Wagtail

2012.4.12 亜種ホオジロハクセキレイ♂成鳥 撮影:寺沢 孝毅

全長:21cm 環境:市街地
旅鳥として初夏に記録される。
天売島での観察時期:3・4・5月

亜種ホオジロハクセキレイの識別について
 亜種ホオジロハクセキレイ M.a.leucopsisは亜種ハクセキレイM.a.lugensと比べ喉から腮まで白く、過眼線はなく、背は黒色である。亜種ハクセキレイのオスも背は黒色だが過眼線があり喉まで黒く、過眼線がなく腮から喉にかけて白いのは亜種ホオジロハクセキレイだけである。また、亜種シベリアハクセキレイM.a.baicalensisも過眼線がなく腮から喉にかけて白いが、背は淡灰色であるため識別が可能である。