亜種シロカモメ Larus hyperboreus pallidissimus
Glaucous Gull

2011.1.17 シロカモメ第一回冬羽 左:オオセグロカモメ 撮影:寺沢 孝毅

全長:71cm 環境:海岸・漁港
冬鳥として秋から初夏にかけて記録される。
天売島での観察時期:1・2・3・4・5・10・11・12月

亜種アラスカシロカモメ Larus hyperboreus barrovianus
Glaucous Gull

全長:62~71cm 環境:海岸・漁港
冬鳥として春に記録される。
天売島での観察時期:3・4月

[識別]
亜種アラスカシロカモメは亜種シロカモメに比べ体が小さく、周囲にオオセグロカモメや亜種シロカモメ、ワシカモメなどの大型カモメがいた場合ひとまわり小さく見える。また、跗蹠も短く、踵の位置が他の大型カモメに比べ低い。顔は亜種シロカモメに比べ丸みを帯び、嘴は短いため亜種シロカモメと並ぶと違いがよくわかる。
類似種として、アイスランドカモメがいるが、アイスランドカモメは亜種アラスカシロカモメよりも顔が小さく、足と嘴も短く細く、嘴の黒と肉色が不明瞭である。