アトリ科 FRINGILLIDAE
ギンザンマシコ属 PINICOLA
ギンザンマシコ Pine Grosbeak

亜種 コバシギンザンマシコ Pinicola enucleator kamtschatkensis
Pine Grosbeak

2019.11.10 コバシギンザンマシコ♂第一回冬羽 撮影:今堀 魁人

全長:19cm 環境:森林・市街地
旅鳥として秋から冬にかけて記録される。
天売島での観察時期:1・10・11・12月

特徴

 亜種コバシギンザンマシコはスズメよりも一回り大きい。成鳥オスは全身が赤く、メスは顔から胸にかけて黄褐色で、背や腹は灰色。亜種ギンザンマシコに比べ色が淡い。背は鱗模様をしており、亜種ギンザンマシコに比べ淡く不明瞭。嘴は黒く、亜種ギンザンマシコに比べ小さく、嘴先端は上嘴と下嘴が同じ長さで上嘴の湾曲が少ないが、角度によっては長く見えることもあり注意が必要である。嘴の形状としてはウソを彷彿とさせるような形状をしている。翼には2本の翼帯がある。また、亜種ギンザンマシコとの識別点のひとつとして、目の下に白褐色のラインが入る。

天売島での観察時期

 天売島では稀な旅鳥として秋に多く観察される。天売島内のナナカマドを啄ばむ姿が観察されることが多いが、赤岩展望台周辺の道路脇で採餌する姿も見られることがある。

2019.11.10 コバシギンザンマシコ♂第一回冬羽 撮影:今堀 魁人

亜種 ギンザンマシコ Pinicola enucleator sakhalinensis
Pine Grosbeak

全長:20cm 環境:森林・市街地
旅鳥として秋から冬にかけて記録される。
天売島での観察時期:10・11月

特徴

 亜種ギンザンマシコはスズメよりも一回り大きい。成鳥オスは全身が赤く、メスは顔から胸にかけて黄褐色で、背や腹は灰色で、亜種コバシギンザンマシコに比べ色が濃い。背は鱗模様をしており、亜種コバシギンザンマシコに比べ濃く明瞭。嘴は黒く、亜種コバシギンザンマシコに比べ大きく長い。嘴先端は下嘴よりも上嘴が長く、上嘴の湾曲が大きい。翼には2本の翼帯がある。

天売島での観察時期

 天売島では旅鳥として春と秋に観察される。春にはグイマツの新芽を啄ばむ姿、秋には天売島内のナナカマドを啄ばむ姿が観察されることが多いが、赤岩展望台周辺の道路脇で採餌する姿も見られることがある。